正しい枕 2
前回正しい枕は後頭部ではなく、首にあてる首枕!というお話をしました。
今日は首枕について。
写真の様な少し硬い、かまぼこ型の形が理想です。
このかまぼこが首の生理湾曲を作っています。
少し硬いが重要です。
やわらかいと首の前カーブが出来ないので意味がなくなってしまいます。
骨格は寝ている間に形成される事が多いです。
寝ている間に正しい形に修正していきましょう。
当施設でも販売していますので(8,800円税込み)欲しい方がいたら連絡して下さい。
kawagoe@a-line.jpn.com
049-277-5226
中央リハビリステーションエボルブ川越 立川まで。
首の前カーブが出来ていて、肩こり、頭痛が少ない人はこの枕をしてもなんのことはないですが、ストレートネックや頚椎症などの人は最初、物すごく抵抗を感じる人が多いです。
1分もしていられない人もいます。
まっすぐなストレートネック、関節の歪みや硬さのある頚椎症を、
前カーブの正常に戻す作業なので、最初は違和感があって当然です。
①異常な首→異常に合わせた枕→最初、フィットしていると感じる→使い続けても身体の不調が続く。
②異常な首→正常に合わせた枕→最初、違和感を感じる→使い続けると正常になっていくので身体が良くなる。
こういう図式になると思います。
実際、患者さんで、頭痛はほぼ毎日、ロキソニン多数服用、血圧180位の方に首枕を勧めて、使ってもらいました。最初は
”先生~あの枕ダメ、逆につらい…。”
‟だまされたと思って、毎日1分でも5分でもいいから継続して使って”
ダメ→頑張って→やっぱりダメの繰り返しでした。
枕をする時間が、1分から5分、5分が30分に段々使える時間が延びてきて、それと共に、頭痛が減って、薬の服用回数が減ってきました。
血圧も180位から130前後に落ち着き、肩こりも減ってきました。
(ロキソニンは副作用で胃などの消化器官を痛めますので、服用を止めれる事はとても重要です。)
色々ありましたが乗り越えてくれたので、今では旅行先にも枕を持っていくそうです。
ケースは様々です。
5年後、10年後も絶好調!でいる為には、正しい事を習慣づける必要があります。
未来のために一歩踏み出してみましょう。
【ポイント】
※ 首に合う枕を探すのではないですよ
正しい枕の形(生理湾曲)に首を合わせる
です。
次回じゃ枕を買うまでにはいかないけど、試してみたい人の為に、タオルを使った代用枕の作り方のお話をします。
お楽しみに。